大西技術士事務所

業務案内


セラミックス加工プロセスにおける課題解決提案

セラミックスを構成する素材料の混合・分散スラリー化、脱水及び造粒乾燥、仮焼や粉砕技術、成形、焼成(脱バインダー含む)など、加工プロセスはセラミックスの品質、信頼性に大きな影響を与えます。個々のプロセスには個々の課題があって、それぞれノウハウとして課題解決されていることが多く、なかなか文献では解決策が見当たらない領域です。またビーカースケールの実験とは異なり、製造工程ではスケールアップの要因も絡んできます。これら最適な工程設計も含めセラミックスの長年の製造技術の経験を元にご提案をさせていただきます。 
  
ご参考(出願特許)
製造技術という工場内の技術に長年携わってきており、以下のようなセラミックプロセスに関する出願をしております。
(1)特開昭61-111971 鉛を含むセラミツクス成形体の焼成方法
(2)実開昭63-099199 セラミツク焼成用匣鉢
(3)特開平03-041101 セラミック成形体に含まれるメチルセルロースバインダ製造方法
(4)特開平09-071476 セラミツクの熱処理方法
                                                                                   



エアロゾルデポジション法に関する技術指導

環境問題への意識の高まりとともに、部材開発で軽量化や耐久性の向上が重要性をもち、高機能あるいは多機能な被膜を形成する工法に関しても、刷新が求められています。熱的アシストの全くない条件で、常温・固体状態のセラ ミックス微粒子が、高密度・高強度に基板上に衝突付着する現象を利用したエアロゾルデポジション工法という技術があります。セラミックスは原料粒子を高温で焼結して作るという常識を覆すものであり、高温熱処理がないため、ナノ 組織結晶構造、複合構造をもつセラミックス膜を形成できるなどの利点もあります。この研究開発を行っていた経験を元に、新たな材料創製法や用途展開方法についてご提案をさせていただきます。

                                                                 

子ども理科実験講師等支援業務

加入している団体の1つである京都技術士会(京都を本拠に活動している任意団体)において、会員の有志が理科支援チームとして活動を行っています。私もその活動員の一人です。子供たちの理科離れが進んでいるという現実に対して、自らが業務で培った実体験と専門知識をもとに、理科がどのように社会に役立っているか、どんなに大切か、どんなに楽しいかを実験や工作を通じて子供たちに実感させ、未来に夢と希望を持つ創造性に富んだ理科好きな子供を育てることが我々技術者使命と考え活動しています。このような活動を多方面に広げたく、ご希望あれば子ども理科実験教室の出前講座も承ります。この件に関しましても、お気軽にご相談ください。

                                                                                     

業務遂行における技術士法の遵守

業務を遂行するに際しては、技術士法を順守し、誠実に業務を遂行いたします。下記に重要な技術士法条文を示しますが、秘密保持、公益確保、資質向上に努めて、コンサルタント業務を遂行していきます。
*技術士等の秘密保持義務
「技術士法第45条」 技術士又は技術士補は正当な理由なく、その業務に関して知り得た秘密を洩らし、又は盗用してはならない。技術士又は技術士補でなくなった後においても、同様とする。
*技術士等の公益確保の責務
「技術士法第45条の2」 技術士又は技術士補は、その業務を行うに当たっては、公共の安全、環境の保全その他の公益を害することのないように努めなければならない。
*技術士等の資質向上の責務
「技術士法第47条の2」 技術士は、常に、その業務に関して有する知識及び知能の水準を向上させ、その他その資質の向上を図るよう努めなければならない。
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